浄水機能付きの水筒おすすめ3選！厳選した製品と失敗しない選び方

水道水をより美味しく、安全に飲めるようにしてくれる浄水機能付き水筒ですが、どの製品を選べばいいの分からないという方も多いのでは？

そこで今回は、レビュー数が多いだけではなく評価も高く、そして実際に多くの方に選ばれている製品を3つ厳選して紹介していきます。

日常使いからアウトドアまで、それぞれ異なる特徴を持つこれらの製品について詳しく解説します。

どの製品があなたのライフスタイルに最適なのか、選び方のポイントと合わせて分かりやすくご紹介していきます。

浄水機能付き水筒のチェック項目

浄水機能付き水筒の購入前に確認すべき項目について、挙げられた3つの商品別に解説します。

これにより、それぞれの商品の特性を踏まえた上で、より適切な選択ができるでしょう。

BRITA フィル&ゴー アクティブ

BRITAは浄水器の世界的ブランドであり、フィル&ゴー アクティブは日常使いに特化したモデルです。

浄水性能（フィルターの種類と除去物質）

主に活性炭とイオン交換樹脂で構成されたディスク型フィルターを使用し、塩素、カルキ臭、トリハロメタンなどの水道水中の不純物や、一部の重金属（鉛など）を除去し味を改善します。

バクテリアやウィルスなど、微生物の除去は基本的には想定されていません。

日常の水道水を美味しく飲むことに特化しており、手軽に利用したい方に適しています。

フィルターの交換頻度とコスト

約150リットルのろ過が可能です。または、約4週間に1回の交換が推奨されています。

交換用フィルターは比較的手に入りやすく、一般的な家電量販店やオンラインストアで容易に購入できます。

ランニングコストは他の高性能フィルターと比較するとリーズナブルな傾向にあります。

交換フィルターの入手が非常に容易で、コストも比較的抑えられる点が魅力です。

ボトルの容量とサイズ

通常は0.6L程度のものが多く、コンパクトで持ち運びやすいサイズです。

スリムなデザインで、多くのバッグのサイドポケットや車のドリンクホルダーに収まります。

日常の持ち歩きや、ジム、オフィスでの使用に最適なサイズ感となっています。

素材と安全性

耐久性のあるプラスチック製で、多くはBPAフリーです。

ブリタの製品は、国際的な安全基準に準拠しており、安全な素材が使用されているため、日常的に安心して使えます。

使いやすさ・メンテナンス

飲む際にボトルを軽く押すことで、水が出てくるタイプが多く、片手で簡単に飲めます。

蓋も開閉しやすい設計で、スポーツ中でも飲みやすく、日常的にストレスなく使えます。

ボトル本体は比較的洗いやすいですが、吸い口部分やフィルター装着部分は、丁寧に洗う必要があります。

DAFI ダフィ 浄水ボトル

DAFIはポーランド製の浄水ボトルで、独自のフィルター技術が特徴です。

浄水性能（フィルターの種類と除去物質）

特殊な活性炭とイオン交換樹脂の組み合わせにより、塩素、カビ臭、農薬、鉛などの重金属、一部の医薬品残留物の除去に強みを持つとされています。

味の改善にも優れており、バクテリアやウィルスの除去は基本的には想定されていません。

水道水の味や匂いに特に敏感な方や、より多くの不純物除去を求める方におすすめです。

フィルターの交換頻度とコスト

約150リットルのろ過が可能です。または、約4週間に1回の交換が推奨されています。（BRITAと同程度）

交換フィルターはBRITAほどではないものの、オンラインストアを中心に比較的手に入りやすく、ランニングコストもBRITAと同程度かやや高い場合があります。

フィルター寿命は標準的で、定期的な交換が必要です。

ボトルの容量とサイズ

300ml〜700ml程度と、モデルによって幅があります。

コンパクトなモデルが多い傾向にあり、スリムで持ち運びやすいデザインが特徴で、かさばりにくいのが魅力です。

軽量で携帯性に優れており、バッグに収納しやすいサイズを求める方に適しています。

素材と安全性

高品質なプラスチック製で、もちろんBPAフリーです。

EUの厳格な基準に準拠して製造されており、品質と安全性に信頼がおけます。

EU製品の高い安全基準を求める方に安心感を与えます。

使いやすさ・メンテナンス

吸い口から直接飲むタイプが多く、蓋の開閉もスムーズです。

ボトル本体は握りやすい形状のものが多く、日常の様々なシーンで手軽に使えるデザインと機能性を兼ね備えています。

ボトル本体は洗いやすいですが、フィルターや蓋の構造は製品によって異なるため、購入前に確認すると良いでしょう。

NaTiO 浄水ボトル

NaTiOは、より特定の用途や、一般的な浄水ボトルにはないユニークな機能を持つモデルが多い傾向にあります。

浄水性能（フィルターの種類と除去物質）

中空糸膜フィルター、セラミックフィルター、活性炭など、複数のフィルターを組み合わせた多層構造を持つことが多いです。

バクテリア、原虫、微粒子、塩素、カビ臭などに加え、一部のモデルではウィルスの除去や、特定の重金属、化学物質の除去に対応している場合があります。

一般的な水道水だけでなく、アウトドアでの河川水や湖水などのろ過も想定されています。

アウトドア、海外旅行、防災など、より厳しい環境下で安全な水を確保したい方に最適です。

フィルターの交換頻度とコスト

BRITAやDAFIよりも、非常に長い寿命を持つフィルターが多いです。これは、より高いろ過能力と耐久性を持つためです。

フィルター自体の価格は高価な傾向にありますが、寿命が長いため、1リットルあたりのランニングコストは低くなる場合があります。

頻繁なフィルター交換の手間を省きたい方や、長期的な使用を考えている方に有利です。

ボトルの容量とサイズ

0.5L〜1L程度のものが多く、アウトドアでの使用を考慮して、ある程度の容量があるモデルが見られます。

高性能フィルターを内蔵するため、BRITAやDAFIよりやや大きく、重い場合があります。

一度に多くの水を確保したい場合や、複数の人でシェアする可能性がある場合に便利です。

素材と安全性

耐久性の高いプラスチックや、ステンレススチールなどが使用され、耐衝撃性に優れています。

もちろんBPAフリーです。

米国FDA（食品医薬品局）の基準や、水質に関する国際的な安全基準を満たしていることが多く、頑丈な作りで、過酷な環境下での使用にも耐えうる設計です。

使いやすさ・メンテナンス

フィルターの特性上、水を吸い上げる際にやや抵抗がある場合があります。

ストローで直接吸い上げるタイプや、ボトルを逆さにしてフィルターを通すタイプなど、飲み方は様々です。

フィルター部分は精密なため、取扱説明書に従った洗浄が必要ですが、ボトル本体は比較的洗いやすいものが多いです。

浄水機能付き水筒の特徴とおすすめする人

それぞれの浄水ボトルについて、特徴と、それがどのような方におすすめできるのかを具体的に見ていきましょう。

BRITA フィル&ゴー アクティブの特徴とおすすめできる人

ブリタの信頼性のあるフィルターを使用し、浄水器の老舗ブランドとしてのろ過性能には定評があります。

DAFI ダフィ 浄水ボトルの特徴とおすすめできる人

NaTiO 浄水ボトルの特徴とおすすめできる人

浄水機能付き水筒のおすすめのまとめ

これまで紹介してきた3製品のチェック項目を一覧表にまとめました。

チェック項目	BRITA フィル&ゴー アクティブ	DAFI ダフィ 浄水ボトル	NaTiO 浄水ボトル
浄水性能	主に塩素、カルキ臭、トリハロメタン、一部の重金属を除去。微生物除去は非対応。	塩素、カビ臭、農薬、鉛、一部の医薬品残留物も除去。微生物除去は非対応。	バクテリア、原虫、微粒子、塩素、カビ臭も除去。一部モデルはウィルス対応。
フィルター交換頻度/コスト	約150Lまたは4週間で交換。交換フィルターは入手容易でリーズナブル。	約150Lまたは4週間で交換。オンライン中心に容易に入手、BRITAと同程度かやや高価。	数百L〜数千Lと長寿命。フィルター単価は高価だが、L単価は低くなる可能性も。
ボトル容量/サイズ	0.6L程度。コンパクトでスリム、日常の持ち運びに最適。	0.3L〜0.7L。軽量でコンパクト、携帯性に優れる。	0.5L〜1L。高性能フィルター内蔵のため、やや大きく重い傾向。
素材/安全性	耐久性プラスチック製、BPAフリー。国際的な安全基準に準拠。	高品質プラスチック製、BPAフリー。EUの厳格な安全基準に準拠。	耐久性の高いプラスチック（トリタン等）製、BPAフリー。耐衝撃性も考慮。
使いやすさ/メンテナンス	スクイーズ式で片手で飲める。ボトルは洗いやすい。吸い口周りの洗浄に注意。	吸い口から直接飲むタイプ。コンパクトで日常使いしやすい。洗浄は説明書に沿って。	吸い上げに抵抗がある場合あり。構造が複雑な場合があり、洗浄は説明書を厳守。